パピヨン中毒。これにかかってしまった我が家は、当然もう一匹飼おうか…という流れになった。でも、モモは他のわんこがあまり得意じゃないし、仲良くやっていけるだろうか、という不安もあった。逆に、気の合うコが来てくれればモモにいい影響を与えてくれるかもしれないという期待も…。お留守番の時、さびしくなくなるだろうし。
本当にもう一匹増えた時のことをいろいろ考えた。経済的負担や、手間のことなど。いろいろ悩んでいるうちに、食費ももともとそれほど掛かっていないので二匹になってもそれほど負担にはならないだろうし、ブラッシングなのどの手入れについても、一匹も二匹も大して違いはないだろうという結論に。医療費の負担がきっかり二倍になるのは大変だなぁ、と思ったけど。
実際多頭飼いになってみてみると、案ずるより生むが易しだった。モモは明るくなったし、私たち飼い主も2匹の性格の違いややりとりを見るのが楽しく、単頭飼いの時にはなかった充実感が生まれた。
ルルが来てモモは明るくなったが、それ以外にも変化があった。ルルが来る直前まで数日に一回留守番中に粗相してたのが、ピタッとなくなったのだ。何でだろう?いまだに謎だけど、人間的な解釈で、お姉ちゃんの意識が芽生えたのね♪などと結論付けている。
それから、これはあまり良くないことかもしれない。「群れ」を意識しはじめたようで、玄関のチャイムが鳴ったり、公園で向こうから強そうな犬がやってきたりすると吠えるようになった。もともとガウガウ犬の要素があったモモ。自分が頑張らなくちゃ、という思いに目覚めてしまったらしい。 これって、飼い主の力不足によるものなんだろうな…
2匹目を飼おう!そう決断してからすぐ、モモを譲っていただいた「マダムパピヨン」へ足を運んだ。そこで、ルルとの運命の出会い!! もう、ほんとにかわいかった。最初こっちが女の子ねと言われた方に入ってなかったのだが、後から女の子であることが判明。一目惚れだった。
あとは、モモとの相性がいいかが問題だった。恐る恐る対面させてみると他のコの時は逃げ回っていたのに、ルルには興味津々の様子。相性はいいみたい。 その場でルルを譲ってもらうことに決めた。
ルルに会ったのは、ルルが生まれてまだ1ヶ月の時だったので、あと、3週間ほど母親と過ごさせてもらうようブリーダーにお願いした。
犬を飼うことに決め名前を考えていた時、果物系がかわいいのではと思い、いちご、あんず、かりん、などが候補に挙がったのだけど、音がまあるくて優しい感じがする「もも」にしようとダンナに相談。しかし、「う〜ん…ももかぁ」といまいちな感触。 ところが「じゃぁモーツァルトの『モ』で『モモ』ならいいよ」とのお言葉(どこまでもモーツァルト好き^_^;車にも『アマデウスW世』と名づけている)。 それじゃあ、ということで「モモ」が最初にやって来た。
二頭目を飼おうという計画が持ち上がった時、二人して真っ先に「じゃぁ名前はモーツァルトの『ル』で『ルル』だね」と速攻で決まった。 ところでダンナのHNは『トト』この由来は…分かりますよね(^^ゞ