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Health and welfare

犬の健康と福祉の本
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毛むくじゃらの天使―愛犬「太郎さん」への最後の贈り物

 
taroever 著 / 彩図社
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ほわほわの真っ白な犬「太郎さん」との最後の3年間を綴ったロングダイアリー。

どんな時も飼い主を気遣って高貴に生きた犬太郎さんと、心から太郎さんを尊敬して惜しみない愛情を注ぎながら介護を続けた飼い主。 同志ともいえる一人と一匹の物語は素敵な言葉と愛情が溢れています。

そして、読んでいて痛いくらい思いが伝わってきて苦しみもいっぱいの本でした。 私が同じ状況になった時、果たしてどこまでやれるのかと、どうしても考えてしまいます。

犬が本当の「家族」になるとき

 
片野ゆか 著 / 講談社
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しつけ・日本の犬事情・安楽死など、犬を取り巻く問題について5年にわたる取材を纏め上げレポートしています。

自らも犬と暮らしている筆者の目線は私達一般の飼い主とまったく同じ。同じ目線でものを見て、著者自身ふと立ち止まっていろいろな疑問を投げかけながらレポートしているので共感できるところもたくさんあります。

犬と人間との信頼について、犬と人間社会について、いろんなことを考えさせられる一冊です。

ただのいぬ。

 
服部貴康(写真)、小山奈々子(詩)著 / ピエブックス
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本屋で目に入ったとき、有名アイドル犬なわけではないけど、可愛らしさでは負けてないよ、っていう犬の写真集だと思ったのです。なので「ただのいぬ。」は「只の犬」だと思って手に取りました。掲載されている写真は全部モノクロ。かわいらしい子犬が載っています。でも、最後の写真はある施設の外観を写したものでした。そう、あの煙突が物語るものは…

「ただのいぬ。」はタダの犬、無料の犬、のことでした。

中に見たことのある子が…。「その他動物関係の本」でご紹介している『捨て犬を救う街【文庫版】(渡辺眞子 著)』の表紙の写真の子でした。

子犬たちのキラキラの瞳と、中に添えられた詩が、とっても切ないです。

奇跡のいぬ―グレーシーが教えてくれた幸せ

 
ダン・ダイ、マーク・ベックロフ 著 / 講談社
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愛情とユーモア溢れる一冊。随所にちりばめられたイラストもかわいくて、どんどん読み進められます。読んでるうちにキュートなグレーシーに惚れます。そして、愛と笑いをたくさんもらって、最後に泣けます。

あるワンコの愛情物語でもあり、ビジネスのサクセスストーリーでもあるこの本を、なぜこのコーナーで紹介したかは読んでいただければ分かります。

ペットの命を守る―いまからでも遅くない病魔からこう救え!

 
坂本徹也 著 / ハート出版
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姫たちのフードを変えようと思い、フードに関する本を何冊か読んでみた時に出合った本。『よい獣医さんはどこにいる』が代表作の著者が、患うペットがどうしてこれほど多いのかを、いろいろな角度からレポートしています。

偏った考えばかりを載せるのではなく、いろいろな立場のいろいろな意見を客観的にレポートしてあるのがいいです。

ドッグ・シェルター−犬と少年たちの再出航

 
今西乃子 著 / 金の星社
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子供向けのノンフィクションシリーズの中の1冊。文字が大きく行間も広いのであっという間に読めてしまうけれど、犬を取り巻くいろいろな問題が随所にちりばめられていて、大きなテーマを含んでいます。

難しいことは何一つ書いておらず、だからこそ胸を打ちます。ぜひ一読して欲しい作品です。

小さな命を救いたい−アメリカに渡った動物のお医者さん

 
西山ゆう子 著 / エフエー出版
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日本とアメリカ、両方の動物医療の現場を知る筆者の視点から書かれた不妊手術、美容整形手術、安楽死についての書です。日本が抱える動物医療現場の問題点についても触れられています。

主に不妊手術について、紙面を割いて説明されています。